日本刀を手に入れるには？　長岡日本刀研磨所②

日本刀ってかっこいいですよね！

でも、日本刀を持つには資格がいるし、何かと大変そうだし・・・

それは間違い！

資格や検定は不要、ルールを守ってメンテナンスすれば、誰でも日本刀を楽しめるのです！

そこで今回は、日本刀を手に入れるおススメの方法や注意点をご紹介したいと思います。

【長岡日本刀研磨所　目次】①長岡日本刀研磨所に行ってみました　／　②日本刀を手に入れるには？ ／ ③日本刀を日本国外に送る方法　　番外編：１「大刀剣市」に行ってみた ／ 番外編：2「新春浅草刀剣まつり」に行ってみた

日本刀は日本で独自に進化した武器です。

「斬る」ことに特化した日本刀には洗練された美しさがあり、世界から人気を集めています。

しかし、「日本刀を持つのは法律なんかで大変」「手続きが面倒」という誤解が広がっているのも事実です。

あなたも「博物館で見るもの」「ガラス越しに鑑賞するもの」「なんだかコワい」「日本刀持ってる人は○○」と思っていませんか？

実際のところ日本刀は武器ではなく美術品なので、所有するのは難しいことではありません。

また、本物の日本刀を実際に手に取ってみてみると、全く新しい世界が広がります。

そこで今回は、日本刀を手に入れる方法と注意点をまとめましたのでご覧ください。

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日本刀【日本刀には刀、太刀、脇差などの種類がありますが、この記事ではこれらを一括して日本刀と呼びます】は日本伝統の美術品ですので、お店や通販で普通に買うことができるのです。

また、現在日本にある日本刀は、その数およそ300万本ともいわれています。

その意味では特別な商品というわけではありません。

そしてもちろん、日本刀を購入するには資格や検定などは一切必要ありません。

法的に、「鉄砲刀剣類登録証」【以下では「登録証」と記述します】が必要ですが、これは専門のお店や刀剣市で日本刀を買うと必ずついてくるので、こちらも心配いりません。

また、友人などから譲ってもらうと「登録証」が無い場合がありますが、「登録証」のない日本刀を所持すると処罰の対象となりますので、この場合は地元都道府県の警察に届け出て「登録証」を作成する必要がでてきます。

この手続きも、必要な費用を払うと、専門店で代行してもらうことが可能です。

ですが、この手続きは少し面倒なので、必ず「登録証」のある日本刀を購入しましょう。

前に書いたように、武器として作られた日本刀ですが、現在では使うことはありませんので、美術品の一つと考えて大丈夫なのです。

美術品ですので、書画や陶磁器などと同じように、日本刀は産地や制作年代、作者、保存状態などで大きく値段が変わってきます。

例えば、新選組の局長・近藤勇は長曾祢虎徹作の刀を愛用したことで知られていますが、彼が所有した三口の虎徹には贋作が混じっていたそうです。

日常的に使っていた達人でも間違うくらいですから、日本刀の真贋を見極めるのは難しいのです。

ですから、日本刀はなるべく信頼のできる専門店や専門家から購入するのをおすすめします。

一見したところ、ネット通販や骨董商から購入すると割安に思いがちですが、真贋はもちろん、保蔵状態についても非常に劣悪なものが多く見られますので、あまりお勧めできません。

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日本刀を購入する場合、特に初めての方は三つのことに注意しましょう。

①刀の状態をよく確認してから購入しましょう。

②刀に詳しい方（できれば専門家）に相談してから購入しましょう。

③必ず実物を見てから購入しましょう。

前にも述べましたが、日本刀を鑑定するのは大変難しいことです。

また、日本刀は鉄でできていますので、保存方法を間違えるといずれ錆びて朽ちてしまいます。

ですから、専門家といっしょに実物を見ながら検討したうえで購入するのがベストなのです。

また、日本刀についている「登録証」の内容を確認することも大切です。

「登録証」には日本刀の種類・長さ・反り・目釘穴・銘文などが記載されていますので、内容が正しかをしっかり確認してください。

数は少ないのですが、実際の事例の中で悪質な場合は、「登録証」を偽造したり差し替えたりすることもあるそうですので注意が必要です。

結論として、日本刀を手に入れるには、専門店や専門家から購入するのが最適です。

特に初めての方は、購入を機に日本刀の鑑賞方法や手入れの方法を合わせて教えてもらうのがいいでしょう。

別の記事でご紹介した長岡日本刀研磨所の研師・長岡靖昌さんは日本刀への造詣が深い上に親しみやすいお人柄で、日本刀の魅力や扱い方からお手入れの方法分かり易く丁寧に教えてくれます。

ぜひ一度、訪ねてみてください。

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日本刀は作られて以来、長い年月、いろいろな人が大切に守ってきて現在に至っています。

日本刀を持つことで、あなたもその歴史を受け継いでみませんか？

【長岡日本刀研磨所　目次】①長岡日本刀研磨所に行ってみました　／　②日本刀を手に入れるには？ ／ ③日本刀を日本国外に送る方法番外編：１「大刀剣市」に行ってみた ／ 番外編：2「新春浅草刀剣まつり」に行ってみた

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