謎の組織、台東区のコミュニティ委員会って何?  その1

私が東京都台東区に越してきたとき、コミュニティ祭りとか、コミュニティ委員会という耳慣れない言葉に出会いました。

コミュニティ委員会って、いったいどんな組織?

コミュニティ祭りって、どんな祭り?

頭の中に次々と疑問がわいてきたので、さっそく調べてみました!

そこで今回は、コミュニティ委員会についてレポートしたいと思います。

【コミュニティ祭り 目次】その1:台東区のコミュニティ委員会って何?その2:コミュニティ祭りって何?

コミュニティ委員会ってなに?

台東区内にあるコミュニティ委員会は台東区独自の組織です。

現在、区内小学校と同じ17の委員会【松葉小地区・谷中・竹町地区・東上野地域・浅草小地区・金曽木小地区・根岸小地区・田原小地区・金竜小地区・東泉小地区・富士小地区・黒門小地区・上野小地区・石浜小地区・大正小地区・浅草橋地区・蔵前小地区】が活動しています。

ちなみに、名称の違いは、台東区全域で行われた平成の小学校統合があった地域で、小学校の名称を避けたことで生まれた名称のようです。

コミュニティ委員会はどんな活動をしているの?

これらのコミュニティ委員会は、区立小学校の学区域を範囲とするとともに、小学校の施設を活動拠点に利用しています。

そして活動の内容は、委員会の傘下にある登録団体が小学校の休日に、体育館や校庭などを利用して、スポーツや趣味の活動を楽しむというものなのです。

ちなみに、傘下団体にどのようなものがあるか調べてみると、バレーボール、ビーチボール、バドミントン、フラッグフットボール、卓球、ダンス、テニス、少年野球、少年サッカー、体操、詩吟、お囃子、書道など、実に多種多様なものでした。

そして施設を利用する代わりに、様々な地域貢献活動を行なうことと定められているのです。

コミュニティ委員会の地域活動ってどんなもの?

地域貢献活動としては、地域のお祭りや行事への協力、学校周りの清掃や登下校の見守り、防災訓練などの活動とコミュニティ祭りの開催を行っています。

また、コミュニティ委員会間の交流を図るために、毎年二月にコミュニティ交流大会を開催(会場は浅草公会堂)しています。

また、活動内容を周知するために情報紙『コミュニティ台東』を刊行しています。

浅草橋地区委員会のコミュニティ祭りの画像。
【浅草橋地区委員会のコミュニティまつり】

私なりに平たく言ってしまうと、仲間でお休みの学校の校庭や体育館などを格安で借りる代わりに、地域の活動を手伝います、恩返しにコミュニティ祭りを開きます、ということのようです。

それで、現在は各学校ともお休みの日は ほぼコミュニティ委員会関連の団体で予定が埋まっているので、もし参加したい場合は既存の団体に入会するのが良いようです。

入会条件は少しずつ違っているようなので地元のコミュニティ委員会や参加団体にお問い合わせください。

ここまで見てきたように、コミュニティ委員会とは台東区立の小学校を拠点として、趣味や地域貢献で地域住民をつなぐ組織と言えると思います。

みなさんも地域のコミュニティ委員会で趣味の会う人と交流したり、コミュニティ祭りで地域の方々との交流を通じて、地域の交流の輪に参加していてはいかがでしょうか?

この記事は、台東区および台東区内のコミュニティ委員会が発表している資料を基に作成しました。

【コミュニティ祭り 目次】その1:謎の組織、台東区のコミュニティ委員会って何?その2:コミュニティ祭りって何?

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