篠塚稲荷の豆まきに行ってきました。

篠塚稲荷神社(東京都台東区柳橋1-25-1)の豆まきに行ってきました。

篠塚稲荷豆まきのポスターの画像
【篠塚稲荷豆まきのポスター】

例年3月3日に篠塚稲荷神社で豆まきが行われます。

例年、神事の前の午後2時頃からお汁粉の振舞いがあるのですが、このお汁粉が地域の老舗和菓子店・梅花亭の作でガツンと来る甘さが冷えた体にはたまらない絶品です。幸いなことに、今年は豆まきの直前までいただけて 参加者はテンション高めで気合を入れて参加していました。

午後4時から本殿で神社の氏子代表が参列して追儺の神事が行われたあと、午後4時30分頃から、境内の神楽殿と玉垣無いから神社隣の道路に集まった群衆めがけて豆まきが行われます。

会場には50人近い人が詰めかけて、掛け声に合わせて豆がまかれるたびに大きな袋を掲げた子供たちが舞台に押し寄せて黄色い歓声を上げていました。

ここで、豆まきの手順を見てみましょう。豆をまく福男・福女は神社の神楽殿に登り、氏子たちが玉垣裏に控えます。合図とともに、一斉に集まった群衆めがけて豆をまきます

篠塚稲荷の豆まきの最大の特徴は、豆といっしょにいろいろなものがまかれることです。おもちゃはもちろん、カバンやポーチに小銭入れ、過去にはベルトやスポンジなど、多彩なものが次から次に撒かれます。玉垣を隔てた距離ですので、まくというよりは用意した袋に直接入れるような場面も多々ありました。

豆をまくのも撒かれるのも 同じ地域の住民ですのでお互い顔見知りの場合もあって、両者の距離が極めて近いこともあって、行事は全体的にほのぼのとした雰囲気でした。

豆まきは開始から約30分で終了し、参加者はたくさんの豆やおもちゃなどをもらって大喜びで帰路に着きます。子供たちが去ると、篠塚稲荷はいつもの静かな境内に戻りました。

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