TAG 長谷川時雨

林芙美子に学ぶ、過労の恐怖

作家の林芙美子が昭和26年(1951)6月28日午後11時過ぎに倒れ、翌29日午前1時に心臓麻痺により急逝したことにちなんで、6月28日は芙美子忌とされています。
そこで、林芙美子の激しい生涯をたどってみましょう。

平塚らいてうに見る「お嬢様パワー」の破壊力

今の世の中はなんとも息苦しく、生きていくのが難しいと感じませんか?かつて大逆事件で社会が閉塞感に満ちていた時代に、それを打ち破った女性がいました。それが平塚らいてうを中心とする『青鞜』に集う女性たちでした。そこで、平塚らいてうの波乱にとんだ生涯から、新しい時代を切り開いた原動力を探ってみましょう。

市橋子爵家の没落【維新の殿様・近江国西大路(仁正寺)藩(滋賀県)市橋家⑤】

前回は明治維新における西大路(仁正寺)藩の栄光の時代を見てきました。 その栄光に陰りが見え始めていましたが、大事件の発生によって市橋家は急速に没落していくことになります。 今回は、市橋家に起こった悲劇のはじまりを見ていく…