「森ヶ崎の夕陽」川瀬巴水(昭和6年)

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【「森ヶ崎の夕陽」〔部分〕川瀬巴水(渡辺版画店、昭和6年)国立国会図書館デジタルコレクション】

森ヶ崎は現在の大田区の森ヶ崎水再生センター付近で、呑川河口近くの民家を描いています。

夕焼け空がたいへん美しい作品です。

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【昭和初めの森ケ崎海岸『東京南郊景勝 目黒、蒲田、東京、横浜、京浜、玉川、池上、南武沿線詳記 附・交通地図』新実業社 編集・発行、昭和2年 国立国会図書館デジタルコレクション 】

森ヶ崎といえば、明治32年に鉱泉が発見されて、当時は行楽地としてにぎわっていました。

しかし、にぎわう鉱泉ではなく、巴水は海苔を干す漁民の家にひかれたのですね。

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【「森ヶ崎の夕陽」川瀬巴水(渡辺版画店、昭和6年)国立国会図書館デジタルコレクション】

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