子供たちが演技に歌に合奏にと大活躍する姿を見ると、涙が出ませんでしたか?
頑張って練習する姿が重なって見えたり、小さかった頃の出来事を思い出したりすると、自然と涙がこぼれてしまいますよね。
かつて体験したという方も、これから体験する方も、現在の小学校の学芸会の様子から、自分が子供だった頃に思いをはせてみてください。
【学芸会と音楽会の歴史 目次】文化祭、学芸会・音楽会は同じもの? ・ 私が主役!学芸会と音楽会の歴史 ・ 台東育英小学校の学芸会:学芸会その3
秋の深まった2019年11月30日㈯に、台東区立台東育英小学校の学芸会が行われました。
午前8時30分に開場した体育館は、児童の保護者や兄弟たちでほぼ満員、緊張した空気の流れる中で、午前8時50分に開園です。
演目は、校長先生のあいさつから始まって、1年生によるはじめのことばと続きました。
最初の演目は1年生による「アイウエオリババ」、おもしろおかしな話に、開場は笑顔に包まれたのでした。
その後、3年生による「サーカス一座、さあ大変!」、5年生による「人間になりたかった猫」が発表されます。
ここで休憩をはさみ、2年生による「にんじゃになりたかったカメレオン」、4年生による「どろぼう学校」と続き、最後の演目 6年生による「ユタと不思議な仲間たち」の後、PTA会長のあいさつ、6年生によるおわりのことば で学芸会は終了です。
終了時間は予定通りの開始から約3時間後の午前11時50分でした。
台東育英小学校では学芸会と音楽会が隔年で開かれるため、奇数年には学芸会、偶数年には音楽会が開催される習わしです。
開催は土曜日が保護者公開日ですが、その前日が児童鑑賞日で、子供たちが他の学年の舞台を見学する日に当てられています。
また、さらにその前日が通しのリハーサル日となっていますが、その様子を隣接する育英幼稚園児に公開しているとのこと。
つまり、子供たちは三日間連続での舞台となるわけです。
ありがたいことに、体育館の最前列にはマット席が特設されており、その後ろに椅子席が設けられています。
ですので、保護者公開日には、出演児童の保護者がマット席に移動して子供たちの姿を間近に見ることができるように工夫がされているのでした。
そのほか、会場は外靴のままで入場可、三脚を使っての撮影は三階ギャラリーから行う、マット席と椅子席ではカメラや携帯電話を目の高さ以上に上げない、などのルールがありますが、全体的にはかなり自由な雰囲気といってよいでしょう。
そしてなにより、低学年児童の舞台はかわいらしく、会場がほほえみに包まれるのです。
また、中学年から高学年に行くにしたがって劇が難しくなるとともに 、子供たちが自分たちで行う作業が増えていき、子供たちの成長を肌で感じることができます。
なかでも、6年生の舞台は、照明や音響などの裏方まで子供たちが行う姿には驚きを隠せません。
そして最後の おわりのことば では、6年生たちのメッセージが朗々と語られて、涙を流す保護者が多く見られる感動の場面です。
学芸会は、子供たちの成長を実感できる貴重なイベントであるとともに、大切な家族の思い出ができることでしょう。
【学芸会と音楽会の歴史 目次】文化祭、学芸会・音楽会は同じもの? ・ 私が主役!学芸会と音楽会の歴史 ・ 台東育英小学校の学芸会:学芸会その3
私たちの町の小学生は、さまざまな学校行事を通じて成長していきます。入学式にはじまり、写生大会、町探検、七夕、運動会、遠足、学芸会と音楽会、席書会、そして修学旅行と卒業式。
そして六年間で様々な体験をして大人になて行く子供たちを、町のみんなで見守っているのです。鳥蔵柳浅では、子供たちの地域学習と、それを支える町のみなさんを応援しています。
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