「蒲生之月」川瀬巴水(昭和7年)

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【「蒲生之月」〔部分〕川瀬巴水(渡辺版画店、昭和7年)国立国会図書館デジタルコレクション】

琵琶湖の東岸に広がる蒲生野の月です。

蒲生野は額田王と大海皇子とのロマンスの舞台として知られています。

  あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖)振る (額田王)

じつは巴水の「蒲生之月」は、直接の関係はなくとも、私には特別な思い入れのある作品です。

蒲生野をこよなく愛した画家・野口謙蔵や、蒲生野への帰還を願いながら亡くなった旧西大路藩主市橋長義公を想い出します。

とくに長義公は、子爵市橋虎雄公の悲劇へとつながるだけに、感慨もひとしおです。

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【「西大路藩主市橋長義肖像」『近江蒲生郡志』滋賀県蒲生郡教育会(蒲生郡、大正11年)国立国会図書館デジタルコレクション】
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【「蒲生之月」川瀬巴水(渡辺版画店、昭和7年)国立国会図書館デジタルコレクション】

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