東京上野の東京国立博物館で特別展示されている高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)を見に行ってきましたので、ご報告します。
【高御座特別公開 目次】①高御座へはるかな道 / ②高御座を見に行ってきました / ③高御座をみて考えました
12月24日㈫は絶好の晴天、予定を変更して上野の東博に高御座を見に行くことにしました。
はやくも正面の門から、係の人が大きな声で案内してくれています。
「見学無料、入り口は正面ゲートの左端、入り口で鑑賞券をもらう、東博の外の展示やレストランには行けません」と繰り返されています。
入場待ち60分ということで、博物館の広い前庭をのんびり進んでいると、本館右側に黒山の人だかりが見えてきました。
列の最後尾に並んだ時には、70分待ちのアナウンスが!
確かに少しずつ列が伸びて、列は四折れ350mほどになっています。
案内の方が教えてくれたのですが、公開三日目で今日が最大の人出とのこと。二日間は午後の方が若干空いていたともおっしゃっていました。
日向は並んでいて汗ばむ感じ、しかし冷たい北風が吹く中、列が日陰に差し掛かると急に冷えてきて、「風邪ひきそう」との年配女性の悲鳴が聞こえてきます。
列を見渡すと、大半が年配の方、なかでも女性が多い印象を受けます。
大嘗宮公開の時とは違って、外国の方はほんの少し、若い人もあまり見かけませんでした。
ようやく列が本館入り口に差し掛かった頃、入場80分待ちのアナウンスがあって、並んでいるみなさんかが すこしどよめいていました。
振り返ると列はさらに伸びて、五折れ450mほどにならんとする様相です。
ようやくのことで本館内に入ると、列は横四人から二人の列になって順々に手荷物検査を受けます。
手荷物検査と言ってもカバンの中を見ることは無く、機械を通るだけ。
私は携帯やコンパクトカメラを持っていましたが、特に反応はなかったので、あっさり通れました。
ここでもし、持ち込み禁止品があったら、すこし離れた表慶館に設けられている手荷物預かり所に持って行って預かってもらうことになるそうです。
手荷物を預けた場合、長い列の最後尾ではなく、本館入り口から行けるとのことでした。
手荷物検査を通ってパンフレットをもらうと、入り口を示すパネルが目の前です。
入ってすぐに左に曲がると、いきなり高御座登場!!
分厚いガラス越しですが、東博の回廊部分を改造した特製展示ケースはとても広々と大きく、見やすいものとなっています。
いよいよ高御座にご対面です。
次回は、高御座をじっくり見てみたいと思います。
【高御座特別公開 目次】①高御座へのはるかな道 / ②高御座を見に行ってきました / ③高御座をみて考えました
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