新型コロナが猛威を振るう中、町の老舗洋食屋さんも苦境に立っています。今回は「洋食 大吉」(東京都台東区柳橋1丁目30-5KYビルB1)がランチのお弁当販売を始めたことをお知らせします。
柳橋中央通り、黄色い看板が目につく「洋食 大吉」さんは、作家 池波正太郎も愛した老舗です。また、地域住民から愛されて、今や地域のランドマーク的存在ともなっています。いつも賑わっていた大吉さんも、今回のコロナ禍ではさすがに被害を受けています。今も来店する猛者もいますが、お店が地下にあって見えにくいこともあってお客さんが来たくても来れない状況です。
そこで、大吉さんはテイクアウトとランチのお弁当をはじめられたのです。
お弁当は日替わりで、私が行った日には岩中豚弁当【850円・税込み】と岩中豚ポークストロガノフ弁当【800円・税込み】の二種類がありました。
岩中豚は、皇室にも献上された最高級の豚、柔らかで味わい深く、脂身が特に絶品です。岩中豚弁当は、大吉さんの看板メニューでもある岩中豚のトンカツと焼き豚が入った豪華なお弁当です。岩中豚の味わいをたっぷりと満喫できます。
また、ポークツトロガノフは普段お店にない特別メニューで、濃厚な味わいのデミグラスソースが絶品です。
≪5月7日のお弁当メニュー≫
どちらもおいしくてボリューミィ、超リーズナブル、大吉ファンなら外せない大満足のお弁当です。後日購入したアジフライ弁当は三匹入って断然お得、チキンカツもたっぷりで、大満足のおいしさでした。
また、大吉さんでは一部メニューのテイクアウトをはじめられました。人気のハンバーグ〔鉄板・昔風の二種類、ともに【980円】〕やエビフライ【1,350】、ヒレカツ【1,350円】やロースカツ【820円】にカニクリームコロッケ【1,350円】といった人気の揚げ物類から、地元民の愛するビーフシチュー【1,350円】やカレー類までメニューは盛りだくさんです。
こちらは夜の部もあります。営業時間は自粛により短縮中ですので、ご確認の上お電話(☎03‐3866‐7969)で注文してください。
お家で老舗の味をいただける絶好の機会です。また、老舗洋食屋さんは町の宝、これを守るためにも皆さんぜひご利用ください。
記事の美味しさに記帳いたします。
地方都市では、このようなお店がほぼ壊滅状態なので、うらやましく思います。
東京に行くような機会があれば、ふらりと寄ってみたです。