思い出が詰まった大切なものってありますよね!
そこで、今回はオンリーワンの逸品を作ってくれるインターグローブ・小林さんのお仕事を、私のとびっきりのエピソードとともにご紹介します。
【インターグローブ目次】その1:革の匠の技が光る ・ その2:思いを形に! ・ その3:カワイイ バッグがいっぱい!! ・ その4:ステキな小物がいっぱい! ・ その5:なんでこんなに手間をかけるの? ・ その6:スタイリッシュな小物たち ・ その7:スタイリッシュなバッグたち
インターグローブの小林さんとはどんな人?
革製品の工房・インターグローブ〔東京都台東区浅草橋2-12-1テルイビル3F〕の小林さんと私は、お出会いしてから10年余、家族ぐるみでお世話になっています。
この小林さんは、日本でトップクラスの革加工技術を持っておられます。
そして技術面はもちろんですが、私が小林さんの一番すごいと思うところは、高い独創性です。
小林さんは持てる技術を駆使して、何度も驚くような作品を作り上げてくださいました。
実例を二つあげましょう。
イモムシの筆箱
一つ目は、うちの娘が小学校に入学する前の話です。
インターグローブの小林さんが娘の入学祝に筆箱を作ってくれることになりました。
当時幼稚園児の娘が書いた拙いデザイン画から素晴らしい筆箱を制作してくれましたのです!
あまりのすばらし出来にオーダーメイドとは思わなかったのか、学校の強面先生から校則違反を指摘されましたが、由来をお話しすると一転素敵な笑顔に。
「この筆箱、すごいものだね。大事に使おうね。」となりました。
驚くべきことに、 この筆箱は六年間使ってもへっちゃらでした。
娘の小学校生活を支えた素敵な筆箱に、娘ともども深く感謝しているところです。
涙のブローチ
二つ目のお話です。
うちの奥さんが祖母からもらった黒曜石。
明治時代頃に北海道で採掘・加工されたもののようで、当時は装飾に使っていたそうなのですが・・・。
高価でも希少でもないのですが、奥さんにとっては大切な祖母の形見です。
ところが、今までは使いようが無くてタンスの奥で仕舞いっぱなしになっていました。
そこで、身に着けておきたいので、なんとかアクセサリーに仕立ててほしいと小林さんに無茶なお願いをしたのです。
すると出来上がったのがこのブローチでした。
この作品を受け取った時、奥さんが感動のあまり声も出なかった光景は、今でも私の心に強く残っています。
小林さんのこだわり
小林さんは、見たことがないものを形にすることや、技術的に困難とされるものへの挑戦をいつもされています。
小林さんは「それはそれで面白いしいいんだけどね。やっぱり一番大切なのは、もらった人が喜んでくれることだよね。作ったものをずーっと大事に使ってくれたら最高やん!」となぜか関西弁を交えて話されます。
小林さんは、モノを通して得られる感動と共感を何より大切にされているのです。
また、タイミングが合えば、工房で制作しているところを見ることができます。
うちの娘は小林さんにワークショップを開いていただき、スタンピング(型押し技法)でオリジナルの革製栞を作ったこともありました。
みなさんもインターグローブで自分だけの逸品を手に入れてみませんか?
インターグローブ店舗情報
所在地 : 東京都台東区浅草橋2-12-1テルイビル3F
☎090-1452-8427
Facebook : https://www.facebook.com/pg/interglobe.asakusabashi/
Instagram :https://www.instagram.com/explore/tags/インターグローブ浅草橋/
営業日 : 年中無休(納品などで不在の場合があります)
営業時間 : 12時~夜間(終了時間は作業などの都合で変わります)
この町には素晴らしいものを作る方、最上の技術を持つ方が多くいらっしゃいます。例えば、和菓子や豆菓子、つくだ煮、畳、団扇、茶筒、革靴、シャツ、クルミボタン、写真、日本刀研磨などです。鳥蔵柳浅では、これら街の匠たちを応援しています。
【インターグローブ目次】その1:革の匠の技が光る ・ その2:思いを形に! ・ その3:カワイイ バッグがいっぱい!! ・ その4:ステキな小物がいっぱい! ・ その5:なんでこんなに手間をかけるの? ・ その6:スタイリッシュな小物たち ・ その7:スタイリッシュなバッグたち
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