なんでこんな手間をかけるの? インターグローブ その5

職人さんが丹精込めて作ったものには、深い味わいがありますよね!

何もないところからモノを作り上げていく職人さんの技術って、見飽きることがありません。

なかでも、インターグローブの小林さんの手間を惜しまないモノつくりには、いつも私は深く感銘を受けるのです。

【インターグローブ目次】その1:革の匠の技が光る その2:思いを形に!その3:カワイイ バッグがいっぱい!!その4:ステキな小物がいっぱい! その5:なんでこんなに手間をかけるの?その6:スタイリッシュな小物たち その7:スタイリッシュなバッグたち

地域の隠れた魅力をお届けする鳥蔵柳浅、今回は革製品の工房・インターグローブ〔東京都台東区浅草橋2-12-1テルイビル3F〕から製品の制作過程をご紹介します。

インターグローブ小林さん制作風景(旧工房)の画像
【インターグローブ小林さん制作風景。(旧工房)】

高い技術でオリジナルの革製品を作り出すインターグローブはすべてが手作業、こだわりの逸品でいっぱいです。

その制作過程についてバッグを例に見てみましょう。

①商品のイメージを描きます。

見たことないもの、ありそうでないものが次々に生み出されて見飽きることがありません。

②イメージした商品をパーツごとに設計図を作ります。

③型紙を作ります。

彫刻が入る場合はデザインを描くのですが、出来上がった彫刻の型紙自体が見事な作品でした。

④商品に合った革を準備して、パーツを作っていきます。

カービング(革の彫刻)は「どうしてそこまで?」と思うくらい手間をかけられていました。

⑤パーツを縫い合わせていきます。

ここでもすべて手作業、ミシンを使わずにパーツに穴を開けて糸や革紐で綴じていくのです。

見ていると簡単そうですが、実はこの手縫いの技術が日本屈指、それで製品の繊細で微妙な表情を作り出していました。

⑥仕上げ作業を行って完成です。

自分のデザインしたものがどんどん形になっていき、最後には思っていたものを超える素敵なものが誕生する瞬間は感動モノでした。

小林さんにどうしてこれほど手間をかけるのか訊いてみると、「本人はあまり手間とは思ってないの。何より作っていて楽しい、満足できるものでないと本当にいいものはできない、と思てます。」最後はなぜか関西弁でこう言って笑っておられるのでした。

みなさんも自分だけのオリジナルの小物で素敵に暮らしてみませんか?

インターグローブ店舗情報

東京都台東区浅草橋2-12-1テルイビル3F

☎090-1452-8427

Facebook : https://www.facebook.com/pg/interglobe.asakusabashi/

Instagram :https://www.instagram.com/explore/tags/インターグローブ浅草橋/

営業日 : 年中無休(納品などで不在の場合があります)

営業時間 : 12時~夜間(終了時間は作業などの都合で変わります)

この町には素晴らしいものを作る方、最上の技術を持つ方が多くいらっしゃいます。例えば、和菓子豆菓子つくだ煮団扇、茶筒、革靴シャツ、クルミボタン、写真、日本刀研磨などです。鳥蔵柳浅では、これら街の匠たちを応援しています。

【インターグローブ目次】その1:革の匠の技が光る その2:思いを形に!その3:カワイイ バッグがいっぱい!!その4:ステキな小物がいっぱい! その5:なんでこんなに手間をかけるの?その6:スタイリッシュな小物たち その7:スタイリッシュなバッグたち

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