七草かゆっておいしいの?
そう、とってもおいしくて、うちではみんな大好きなメニューです!
伝統レシピをちょっとアレンジした我が家の七草粥(ななくさがゆ)は、大人から子供までおいしく食べられるおなかに優しいメニューなのです。
【七草粥 目次】①七草粥作ってみました / ②七草粥ってなに? / ③どうして七草粥?
正月明けの1月7日は七草の日です。
本来は朝に七草粥を食べる習慣ですが、寝坊助の私は、夕食に七草粥を作ります。
では、我流ですが七草粥の作り方を見てください。
まず、七草を準備します。摘めるような野原が近在にありませんので、七草はスーパーで買ってきました。
このほかに準備するのは、ごはんとだし汁、今回はかつおだしを使います。4人分で米1.5合とだし汁800㏄です。
水と米でおかゆを炊くのが本来という人もいますが、試行錯誤の末、うちでは冷ご飯とだし汁で炊くことにしています。
まずは下ごしらえ。
七草を洗ってざるに開けます。
たっぷりに湯を沸かして塩を入れ、先にスズナとスズシロを湯がきます。
これをざるに上げたのち、残った七草をさっと湯がいて絞って水けをきり、包丁で粗みじん切りにします。
スズナはいちょう切、スズシロは輪切りにします。
これも七草をすりこ木などで叩いて香りを出すのが本来のやり方だそうです。
叩く時に、「なずななずな、ななくさナズナ、・・・」と唱えるそうですが、私は本でしか見たことがありません。
牧歌的でいいなと思いますが、気恥ずかしさが勝ってできないのです。
あと、湯がかずに塩もみするやり方もあります。
これだと七草の香りが立っておいしいのですが、「固い!」とか「臭いが苦手!」とか言ってうちの娘たちの食が進みません。
七草粥作りに戻りまして。
冷ご飯をざるに入れて洗い、ぬめりを取ります。
そいて用意しただし汁に入れて、弱火で焚きます。30分くらい焚いて、米粒が丸く膨らんだ感じになると出来上がりです。
塩少々と醤油を少し垂らして味を調えて、先に湯がいた七草を入れると出来上がりです。
味見をすると、素朴な味わいでなかなかおいしいです。
しかし、娘たちはあまり食べてくれなさそうに思いましたので、溶き卵を4個分入れて仕上げました。
子供たちや奥さんに大好評で、ペロリ完食です。
みんな「七草粥大好き!」と言ってくれました。
今回は、我が家の七草粥の作り方をお伝えしました。
じつはこのおかゆ、子供たちが大好きなうえにお手軽で経済的。
なので、ホウレンソウを安売りしているのを見かけると、お正月でなくてもアレンジして作っています。
普段から手抜きスタイルで作ってみることで、おせちなどの特別メニューも苦になりません。
みなさんもぜひトライしてみてください!
次回では、そもそも七草粥と何なの?から見てきたいと思います。
【七草粥 目次】①七草粥作ってみました / ②七草粥ってなに? / ③どうして七草粥?
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