榊神社(東京都台東区蔵前1-4-3)の豆まきに行ってきました。
例年3月3日に榊神社で豆まきが行われます。午後3時から本殿で榊神社の氏子町会の代表が参列して追儺の神事が行われます。そのあと、午後3時30分頃から、境内の南側にある神楽殿から豆まきが行われます。
神楽殿前には50人近い人が詰めかけて、掛け声に合わせて豆がまかれるたびに大きな袋を掲げた人が舞台に押し寄せて黄色い歓声を上げていました。
豆まきは、榊神社の氏子9町会に在住の方が対象(参加していない町会もいくつかあるようです)で、1月後半頃に参加費を添えて町会に参加申し込みをします。参加費については分かりませんでしたので、地元の町会事務所までお問い合わせください。本来は厄年の善男善女が福男・福女になるのですが、近年は厄年でなくても参加できるようです。
ここで、豆まきの手順を見てみましょう。豆をまく福男・福女は 町会ごとに3~4名一組になって豆まき順に本殿でお祓いを受けた後、舞台に上がります。ここから掛け声に合わせて、集まった群衆めがけて豆をまきます。
参加町会の豆まきの順番は、最初と最後が榊神社の神職で、神社に近い町会から順に行っていきます。
豆に続けて、ボールがまかれるのが榊神社の豆まきの大きな特徴です。ボールは子供たちを中心に大人気、参加者が奪い合って会場は興奮のるつぼと化します。豆をまくのも撒かれるのも 同じ地域の住民ですのでお互い顔見知りの場合もあって、両者の距離が極めて近いこともあって、行事は全体的にほのぼのとした雰囲気でした。
豆まきは開始から約30分で終了し、参加した子供たちはお土産をもらって元気いっぱい、豆まきをはしごしに次の会場を目指すようです。子供たちが去ると、榊神社は再びいつもの静かな境内に戻りました。
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