小澤靴店 その① オーダーメイドの靴屋さん

地域の隠れた魅力をご紹介する鳥蔵柳浅、今回は小澤靴店〔東京都台東区鳥越2-7-15〕をご紹介します。 【小澤靴店】その1:オーダーメイドの靴屋さん   その2:幸せになれる靴を作ろう!  その3:素敵な靴が出来ました   その4:大切な靴にキズが!   その5:乗馬靴の最高峰その6:よみがえった素敵な靴

仕事場に立つ小澤さん。後ろにはたくさんの木型があります。
【小沢靴店の店主 小澤さん。たくさんの木型の前で。】

小澤靴店は戦前から続くオーダーメイド靴のお店で、ブーツや乗馬靴もオーダーできます。

店主の小沢さんのよると、技術的系譜は明治2年(1869)に佐倉藩主堀田正倫が困窮する家臣のために作った佐倉相済社にまで遡るそうです。

それから約四十年にわたる苦難の末に確立された日本の革靴生産技術を小澤さんは受け継いでいます。

「日本人の足の形は独特で、西洋の靴はそのままでは合わなかったんだ。それで、いっぱい工夫したんだね。」

また、足の形は人によって様々、強い個性があるそうです。

「その人に合った靴は履いていて痛くならないだけでなく、疲れにくいんだよ。」

そう語る小澤さんの後ろには多くの靴の木型が。

注文に応じて一人一人に合わせた木型を作り、これを基に靴を作るのですが、自分の靴がすぐにできるように木型を特別注文して小澤さんのお店にキープしているお客さんたちのものだそうです。

小澤さんが使っている靴の木型。注文主の足の形に合うように、革などを貼って微調整しています。
【靴づくりの基本になる木型。お客様一人一人の特徴を丁寧に形にしていきます。】

小澤さんの技術を支える道具たちも、もはや体の一部。

小澤さんの大きな手にピタリと収まります。

さらに、お店の中央には製造から約百年のドイツ製靴用ミシンがどっしりと構えています。

長い首を持つ独特の形状は、乗馬靴やブーツを縫うための特別なものなのです。

小澤さんが靴づくりに使う道具たち。どれも使い込まれています。手入れが行き届いてピカピカです。
【小澤さんの道具たち。直しながら使い続けて何十年も経っているそうです。】

みなさんも小澤靴店で自分に合ったオーダーメイドの靴を作ってみませんか?次回は引き続き、小澤さんが造る外反母趾用の女性靴をお届けします。

小沢靴店の外観。
【小沢靴店は鳥越の裏道沿いにあります。】

【小澤靴店】その1:オーダーメイドの靴屋さん   その2:幸せになれる靴を作ろう!   その3:素敵な靴が出来ました  その4:大切な靴にキズが!  その5:乗馬靴の最高峰その6:よみがえった素敵な靴

 この町には素晴らしいものを作る方、最上の技術を持つ方が多くいらっしゃいます。

例えば、和菓子豆菓子佃煮、畳、団扇や茶筒、革製品革靴、クルミボタン、シャツ写真日本刀研磨などなどです。

鳥蔵柳浅では、町の匠たちを応援しています。

1 個のコメント

  • 乗馬をやっている者です。
    ふくらはぎが太いため、既製の長靴だと履けるものが無く、オーダーで探していたところ小澤靴店さんに辿り着きました。
    オーダーで作っても大抵靴擦れを起こし、血を滲ませる仲間が多い中、履いたその時からどこも当たるところなく、快適で、騎乗に専念できました。
    また、ファスナーがないデザインはシルエットが美しく、壊れにくいので、永く使用する上で、本当に申し分ありません。
    出来上がった際の引き渡し時には、お手入れ方法まで教えてくださり、自分の子どもを旅に出すような、そんな小澤さんの靴に対する気持ちに感激しながら、現在も大事に履かせていただいております。
    小澤さん、お体大切に。
    これからも唯一無二の靴を作り続けてくださいね。

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