浅草中学の百人一首大会 百人一首大会③

前回まで見てきたように、日本は世界有数のカードゲーム王国です。

これは単に遊び好きというのではなく、必要な知識や教養を身に着ける手段として百人一首カルタを使う伝統があることが大きく作用しています。

ですので、百人一首カルタによって日本人の知識と教養を深めることは、日本の伝統を踏襲することと言えるでしょう。

そこで今回は、その最前線の一つである浅草中学校の百人一首大会を見に行ってきましたので、そのレポートをお届けします。

百人一首大会 目次①百人一首の歴史②百人一首かるたの遊び方③浅草中学の百人一首大会

台東区立浅草中学校では、開校以来 一年生が全員参加して「百人一首大会」が開催されています。

今回は大会を見学してきましたので、その様子をお伝えします。

百人一首大会開催中の浅草中学入り口の画像。
【百人一首大会開催中の浅草中学】

「百人一首大会」は、毎年1月中旬の土曜日の学校公開日に行われる学校行事で、生徒の保護者や浅草中学校への進学を考えている小学生とその保護者が見学できますが、一般への公開は行われていません。

大会は、1年生が4人一組のチームを作って二回、他のクラスのチームと対戦する形式で行われます。

これは、先生方が札を読むのを聞いて生徒たちが一斉に札を取るスタイルで、いわばチーム対抗の源平スタイルで行われました。

対戦が終了すると、その結果からクラスごとの成績と、合計獲得枚数から個人成績が発表されることになっています。

そして令和二年大会は、1年4組が見事に優勝を果たしたのです。

百人一首カルタの画像。
【百人一首カルタ】

対戦を見学していると、子供たちの様々な表情を見ることができました。

なかには、上の句の途中、決まり字で全部取ってしまう女の子の独壇場になっているところがありました。

また、下の句をつぶやきながらみんなで札を探し、取った男子がガッツポーズで喜ぶといったところがありました。

まだまだ歌の内容を味わうには早すぎるのか、対戦を楽しむ雰囲気が強く感じられたのですが、対戦に熱が入って喜び合う声や雄叫び、そしてガッツポーズが交錯する大興奮の会場でした。

しかし、ここでいにしえの優れた歌を聴き学んだ体験は、将来日本の伝統文化を深く知るきっかけになるに違いありません。

歌川国芳「百人一首之内 柿本人丸」1843大英博物館 の画像。
【歌川国芳「百人一首之内 柿本人丸」1843大英博物館
いつの日か、歌の意味をかみしめる時が来るかもしれません。】

「百人一首大会」は、楽しみながら日本の伝統文化に触れることができる素敵なイベントでした。

【百人一首大会】①百人一首の歴史②百人一首かるたの遊び方③浅草中学の百人一首大会

東京都台東区の中学校では、一年を通じて様々な学校行事が行われています。

入学式にはじまり、学校運動会、下町っ子祭り学校文化祭、連合運動会、連合音楽会書初め会小中学校作品展、卒業式といった学年全体の行事のほか、一年生の百人一首大会、二年生の霧ヶ峰合宿や立志式、鎌倉遠足、三年生の修学旅行と盛りだくさんな内容となっています。

これらの行事を通じて、子供たちは大人へと成長していくのです。

行事の大半は関係者のみの観覧となっていますので、地域のみんなで子供たちの成長を見守りましょう。

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