今年もこの季節がやって来てしまいました。
2月初め、家に確定申告の案内が来ました。
「ご自宅で確定申告が完了します」「スマホ・パソコンで簡単送信!」と書いてますが、税の知識が乏しい私は、去年・一昨年と途中でわけわからなくなった経験があるので、今年も税務署へ確定申告しに行こうと固く決意するのでした。
私の経験から言うと、確定申告すると3つの嬉しいことがあります。
①控除が認められると課税対象になる所得が減ってその分の税金が帰ってくる。
②課税対象の所得が減ると、住民税がその分安くなる。
③住民税を基準に算定されている行政サービスの料金が安くなる(例:保育料など) 少し面倒ですが、手間をかけるだけの値打ちがあります。
それでは、確定申告にチャレンジです。確定申告するにはまず準備が必要です。
まずは買物ついでに税務署で必要な書類をもらいに行きました。
いつもより10分ほど遠回りすれば税務署、ここは相変わらず入りずらい感じがするところです。
1階に入ると、書類がずらりと並んでいますが、どれが必要かさっぱり分かりません。
困っていると、後から来た年配女性が必要な書類を見繕ってくれました。
これはラッキーです!お礼を言って、ルンルン気分で帰ります。
この時、自分用の所得税青色申告決算書関連の書類もいっしょにもらって帰りました。
いよいよ領収書の束に挑みます。
まずは自分の分から。収入は少ないし、寄付行為もしていない、なので医療費控除だけ。、自分の病院関連の領収書を集めました。
うわー、こんなに病院行ってるんだ・・・早くも気分はベコベコに。
くじけてはいけないと、心が折れそうな自分を励まします。
次は 私は主夫なので、うちの奥さんに三つのお願いをします。①源泉徴収票ください ②医療費関連の領収書ください ③寄付してる?
奥さんは機嫌が良かったのか、すんなりと源泉徴収票と医療費の領収書を用意してくれました。
医療費関連の領収書の束を整理!と心を決めたものの、なかなか進みません。
かかった人別に分けて日付順に並べ替えたところで、日記と照合して内容を確認します。
インフルエンザの予防接種分がありました、何年か前から予防接種費用は控除対象じゃなくなったのを思い出して恨めしく思いつつ外します。
このタクシーは・・そう、下の子が熱出して戻した時のやつだ、とあの時のことを思い出して、ボーっとしちゃいます。ダメダメ、と今となっては楽しい思い出(あの時は本当に大変だった)を脇へと押しやって、整理再開です。
何とか丸一日で確認が終わりました。
次は領収書に整理番号を振って別紙に転記したうえ、電卓叩いて集計です。
あれ、あれれ、計算するたびに微妙に金額が変わります。
前と7円違う、18円増えた・・・数字が大の苦手な私、もう18円払うから許して~と叫びそうになります。
5回計算して、ようやく数字が合いました。もう終わり、ではなく ここで半分。
今度は、かかった人➝病院や薬局という項目ごとに金額をまとめて、医療費控除の明細書に記入していきます。
最初の行を書いたときに、はっと思い出した!そういえば、うちの奥さん指圧に行ってたぞ、自分の整体の領収書抜けてる・・・慌てて電話して書類を用意してもらいます。幸い、そろそろ取りに来るとみて みなさん準備してくださっていました。
気を取り直して。領収書の整理に戻ります。幸い、領収書が集まってすぐに終了しました。
整理が終わると、明細書の記載再開です。
我が家の医療費は、奥さんと私、二人の娘を合わせるとかるく10万円を超えました。娘たちの医療費は無料、ありがたいことです。
してみると、ほとんど自分の分、またまた申し訳なさと情けなさで、心がずぶずぶと沼に沈みそうになってしまいます。
こんな時は気分を変えて、と書類を放り出してお料理します。
必要以上にお料理に集中して確定申告のことは一度忘れます。
いつもと違ってご馳走の山に子供たちは大喜び!その顔を見て、ほっとしたところで今日はおしまい。
日を改めて、医療控除の明細書を見直し、完成させます。
次は源泉徴収票の項目を確定申告書Aに転記していきます。
転記し終わると、申告書に指示があるので、それに従って必要な個所を記載していきます。
一応、これで出来たと思うのですが・・・過去三年、ここまでやっても毎回書き直しでした。今年はどうでしょうか?
これで、なんとか準備ができました!
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