確定申告に行ってみた(税務署編)

浅草税務署入り口の画像。
税務署の入り口をくぐるとき、私は地獄門を思い出します。足取りは重く、頭の中には危険のサイレンが鳴り響きます。それでも納税は国民の義務、意を決して飛び込みます。

自分で書き上げた確定申告書Aと医療控除の明細書、確定申告のお知らせ葉書、源泉徴収票、マイナンバーカード通知票(マイナンバーカードを作っていないので、その代わりに通知票です。

マイナンバーカードがある人は、もちろんカードを持っていきましょう)をうちの奥さんと私の二枚、私の運転免許証(申告者の本人確認ができるもの、健康保険証やパスポートなどです。

マイナンバーカードがあれば不要です)、去年の申告書と利用者識別番号等の通知(上に「重要書類」って大きく書いています。4年前の確定申告時に作ったものを毎年使っています)、還付先の銀行口座の控えを持っていきます。

げでーっとなった私の画像。
確定申告前からすでに私の心は ぐでーっとなっています。

念のために、と医療費領収書の束とか、印鑑とかも持っていきます。

あと、自分の青色申告用に、昨年度の申告書、損益計算書・賃借対照表・残高試算表、銀行の通帳、会社印を一応持っていくことにしました。

さて、申告に行く税務署についてです。

例年、申告期間は2月17日~3月16日ころですが、私はその前に行くことにしています。

その理由は二つ、①申告書作成会場が少し遠い、②自分の作った申告書に全く自信が無いので、ゆっくり教えてもらいたい からです。

申告期間は会場が大変混雑しますので、ただでさえよく分かっていないところに、待っている人からの圧が凄まじいので私は全く落ち着くことができず、必要なことを聞けないことがありました。

私は気が小さいので、ただでさえ苦手意識の強い申告がさらに困難になるのを避けるためでもあります。

申告期間の後に行ったこともあるのですが、その場合は所得に応じて決められる住民税の税額変更に遅れが出ました。

その結果、保育園の保育料算定に間に変更が合わず、半年間少し高い保育料を払わなければならなかった苦い思い出があります。

ですので、申告期間前にお近くの税務署での申告をお勧めします。

さて、税務署到着が午前9時30分、入り口で「確定申告相談」コースの整理券をもらうと、順番待ちが8人という表示が出ました。

どれくらい待つかよくわからなかったので、場所を取らない仕事を持ち込んで、ソファーに腰かけて仕事しながら待つことにしました。

しょんぼりする私の画像。
待ち時間が長いのも確定申告が苦しく
感じるところです。
待ち時間を有効に使えるように何か準備
していきましょう。

1時間くらいの待ち時間を予想していたのですが、なぜだかとても集中できた?のか、ものすごい量の原稿が書けました。

1時間ですごい仕事できたなあ、と満足して時計を見ると、実際には3時間経っていました!ちょっとショックなうえに、休憩なしで頑張ってしまったので、順番が来た時にはすでに疲労で目が変という状態です。

まずはベテラン職員さんが書類の確認と必要事項を聞き出して整理してくれます。

書類がそろっているのを確認して、申告内容を確認しました。

「じゃあ、ご家族の誕生日を教えてください」この言葉に焦ります。

奥さんと娘たちの誕生日は絶対に忘れないのですが(忘れると危険)、それが何年というのが思い出せない!慌てふためいて書類を探すと過去の申告書に書いていました。

ほっとした時、源泉徴収票を台紙に糊付けしながら職員さんが確定申告書Aを差し出してひと言、「これはお持ち帰りください。ここでネット申告しましょう」 うわー、今年もダメだったかー。逆に、だからこそ来てよかったとも言える状況なのです。

職員さんが申告内容を簡単に用紙に記入し、書類一式とファイルに入れて渡してくれます。

この後、所得税青色申告の内容確認を行いましたが、これは次の記事でお知らせします。

そして今度はパソコンの順番待ちです。

税務署職員の女性イラストの画像。
税務署の女性職員さんがにこやかに
迎えてくれました。地獄に仏、闇夜に灯、
ありがたいことです。

約30分待ったところで順番が来ました。

指定されたパソコンの前に立つと、担当してくれる若い女性職員さんが よろしくとあいさつしてくれました。

そして、一つ一つ操作を横で指示してくれます。

マンツーマンでの対応に、感謝しつつも申し訳なく思うのでした。

これは指示が分かり易く適切だったので、私がキーボードを打つのが遅いだけで、約15分であっさり終わりました。

終わったところで職員さんが、「では確認しますね」とやさしくいてくれます。

あれ、お姉さんの目つきが変わった!と思ったら、ものすごい勢いで画面をスクロールさせ、キーボードをたたきます。

そのスピードに驚嘆していると、あっという間に終わったのでした。

さすがはプロ、深く感謝です。

引き続き、私の青色申告に移るのですが、それについては次の記事をご覧ください。

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