切れ味が違う刃物のお店 両岡健商店 その1

地域の隠れた魅力を紹介する鳥蔵柳浅、今回ご紹介するのは両岡健商店〔東京都台東区柳橋2-7-4〕〔http://www.guidenet.jp/shopblog/404m/〕(https://profile.ameba.jp/ameba/morooka-hasami)。

両岡健商店の外観の画像
【両岡健商店さんには地元の職人さんも通います。】
両岡健商店さんのハサミコーナーの画像
【両岡健商店さんの包丁とハサミは切れ味抜群です。特に包丁は店頭にあるだけでなく、お店の奥にもっとあるそうです。使いやすいハサミとよく切れる包丁があると作業がはかどります。】


両岡商店として明治創業、昭和24年に現社名に変更という100年以上の歴史を持つ地域に愛される荒物屋さんです。

職人の町浅草橋と花柳界の柳橋の境目に位置するこのお店は、工房のモノづくりから料亭の板前まで、様々な職人さんの要望に応えてきました。

中でも、包丁やハサミといった刃物の品揃えは素晴らしく、店員さんたちの知識も豊富です。

ずらりと商品が並ぶ両岡健商店さん店内の画像
【店内には刃物など商品がいっぱい。自分で探すのも楽しいのですが、お店の人に聞くのが楽しいです。すぐに出てくるだけでなく、ものすごく詳しい情報を教えてくれます。】

外国のお客様と訪問した時も、ご一家で温かくお迎えしていただき、一同感動したところです。

お客様の中の何人かは、後日個人でもお店を再訪されたほどでした。

外国人のお客さんが訪れた両岡健商店の画像
【中国、フランス、インドの知り合いとお伺いした時の様子。言葉は通じなくても、やさしい気持ちがいっぱい、みんな両岡健商店さんが大好きになりました。】
喜多川歌麿「料理美人図」(1794~95 メトロポリタン美術館蔵)の画像
【喜多川歌麿「炊事美人図」1794~95 メトロポリタン美術館蔵
よく切れる包丁と楽しいおしゃべりがあれば、お料理も楽しくなります。】

専門家たちも通う刃物の専門店、それでいて地域住民が愛してやまない荒物屋さん、それが両岡健商店です。

おかみさん、若女将、そしてご主人と、みんなが素敵な笑顔で迎えてくれる、そんな両岡健商店をみなさんものぞいてみませんか。

次回は両岡健商店に生きる江戸っ子の気概についてです。

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