相撲の聖地、両国国技館。
世界各地から集まった、大相撲の力士たちが激闘するまさに相撲のメッカが国技館なのです。(拙稿「大相撲の歴史」参照)
しかし、今回は人ではなくロボットが戦いを繰り広げたのです!
ロボットと、それを作った若人たちの熱き血潮が沸き上がる激闘の数々は、最初は何も知らなかった私の心を強く打ったのです。
そこで、今回は三話にわたってロボット相撲大会をご紹介した後、関連イベントの体感記を合わせてお届けしたと思います。
【全日本ロボット相撲大会 目次】 その1:ロボット相撲大会ってなに? ・ その2:熱きロボット力士の戦い ・ その3:ロボット相撲には熱いドラマがあった! ・ その4:イベントだけでも大満足
全日本ロボット相撲大会との衝撃の出会い
喘息持ちの娘が咳、咳、咳、で 慌てて同愛病院に駆け込んだところ、軽く済んでほっとした帰り道。
時ならぬ人波が両国国技館に向かうのを見て、私たち親子もふらふらとついて行くと、全日本ロボット相撲大会2019が開催されていました。
飛び込みの私たち親子も温かく迎えてくれて、爽やかな兄さんがお昼のお弁当とおやつのパンまでくれたので、ちょっと覗いてみることにしたのです。
無料で、しかも国技館の升席。
ショーアップされた館内に驚きましたが、席は快適で親子ともどもゆったりくつろいで観戦することにしました。
全日本ロボット相撲大会とは?
12月14日㈯に開幕した全日本ロボット相撲大会2019、15日㈰と二日間にわたって世界25ヶ国の高校・大学生や社会人がチームを作ってロボット相撲で戦います。
案内係のお姉さんの説明では、「全日本ロボット相撲大会は、平成の時代と共に始まり今年で31回目を迎える、ロボット競技では長い歴史を誇る大会です。
幅・奥行20センチ以下、重量3㎏以下という条件の中で、それぞれの持つロボティクスの知識と技のすべてをロボット力士に託して競い合う大会は、世界35ヶ国の選手が集う国際大会にまで発展しました。
大会では、予選を勝ち抜いた25ヶ国のチームが、相撲の聖地・両国国技館で 自立型とラジコン型の2タイプに分かれて2日間にわたって戦いを繰り広げるのです。
また戦いでは、ロボット力士の能力、選手のテクニック、さらには選手間の駆け引き が勝敗を分ける重要なポイントで、そこがまた一番の見どころとなっています。」
お弁当片手に娘ともども升席に陣取って、観覧準備は整いました。
いよいよ驚きの全日本ロボット相撲大会が始まりです!
次回からは、白熱する戦いの様子をお届けしたいと思います。
【全日本ロボット相撲大会】 その1:ロボット相撲大会ってなに? ・ その2:熱きロボット力士の戦い ・ その3:ロボット相撲には熱いドラマがあった! ・ その4:イベントだけでも大満足
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