地域の隠れた魅力をお届けする鳥蔵柳浅、今回は地域の初詣のお話です。
【初詣 目次】①鳥越神社 / ②銀杏岡八幡神社 / ③須賀神社 / ④榊神社 / ⑤甚内神社 / ⑥藏前神社・篠塚稲荷神社・扇稲荷・石塚稲荷
除夜の鐘もようやく鳴りやんだ1月1日午前1時前、甚内神社(じんないじんじゃ)〔東京都台東区浅草橋3‐11‐5〕に到着しました。
甚内神社は江戸時代初めの大泥棒・向崎(向坂、高坂とも)甚内を祀った神社で、柳二町会(浅草橋3丁目の一部)の守り神として崇拝されてきました。
現在は町の崇敬者が甚内会を組織して神社をお守りしています。
神社前では、焚火を囲んで甚内会のみなさんが歓談しておられます。
江戸時代には瘧除けの神として信仰を集めた甚内神社ですので、家族の無病息災を願ってゆっくりと参拝しました。
参拝が終わると、みなさんが声をかけてくれたうえに、焚火を囲んで振る舞い酒を進めてくださいます。
私がお酒を飲めない旨お伝えすると、それではとぜんざいを振舞ってくださいました。
炭火で焼いたばかりのあつあつの餅をのせたぜんざいは、甘さも程よく寒空にはたまらない絶品でした。
少しの間でしたが、焚火を囲んでみなさんと歓談した時間は、心が温まる貴重で忘れえぬ体験となりました。
【初詣 目次】①鳥越神社 / ②銀杏岡八幡神社 / ③須賀神社 / ④榊神社 / ⑤甚内神社 / ⑥藏前神社・篠塚稲荷神社・扇稲荷・石塚稲荷
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