初詣に行ってみました ①鳥越神社 篇

いよいよ大みそか、今年もあと少しでおしまいです。

紅白観るのもいいですが、ここは ご利益二倍とも言われる二年参りに出かけてみましょう!

ということで、地域の隠れた魅力をお届けする鳥蔵柳浅が、地域の初詣のレポートをしたいと思います。

初詣 目次①鳥越神社②銀杏岡八幡神社③須賀神社④榊神社⑤甚内神社⑥藏前神社・篠塚稲荷神社・扇稲荷・石塚稲荷

強い北風が吹きつける中、鳥越神社(東京都台東区鳥越2-4-1)の二年参りに行ってきました。

現地到着は1月1日午前1時頃、初詣客は拝殿前から長い列を作っています。

列は鳥居を超えて、寄進者の提灯が並ぶ蔵前通を西に、バス停近くまで伸びていました。

社叢が遮ってくれているものの、冷たい北風が体を芯まで凍てつかせて、持病の腰痛が危険な感じになっています。

鳥居まで並ぶこと約20分で、ようやく境内に入れました。

境内は照明や提灯、そして二つの篝火で明るく彩られて華やかな雰囲気、そこを鳥越神社の鉄砲提灯を持つ睦メンバーが親切に誘導してくれています。

鳥越神社の千貫神輿の画像。
【鳥越神社の千貫神輿】

列に並び始めてから40分ほどで、ようやく千貫神輿前に到着です。

江戸で一番大きいといわれる華麗な神輿は見ごたえ満点、みなさん写真に収めておられます。

夜にライトで浮かび上がる千貫神輿は、鳳凰や瓔珞がきらめいて見事というほかありません。

この千貫神輿は正月の三日間、特別に公開されているとのことでした。

そして、神輿前からさらに10分ほどで、ようやく拝殿前に到着です。

家族みんなで来られた方、若いカップル、お年寄り夫婦や友達連れなど、みなさん熱心に祈念されています。

それぞれ令和の新しい時代に期するものがあるのでしょうか。

私も、家族の無事を祈りました。

参拝が終わると、振る舞い酒と甘酒の接待があります。

冷え切った体にはありがたいのですが、私はアルコールがダメなうえに甘酒が苦手、ただただ残念のひと言です。

振る舞い酒やノンアルコールの甘酒を、みなさん本当においしそうにいただいていました。

さらに嬉しいことに、二年参りの参拝者全員に、不老長寿の実がプレゼントされたのです。

袋の中には、境内で採れたギンナンを神社でお祓いしたものが入っていました。

これはきっと、銀杏の強い生命力にあやかる、ということでしょう。

もしも袋の中に「当たり」の紙が入っていたら、鳥越神社オリジナルカレンダーと交換してくれるとあって期待して開けましたが、残念ながらはずれでした。

境内の賑わいも午前2時を回ると収まっていき、午前2時30分頃には、再びいつもの通りの静かな境内に戻っていました。

鳥越神社では、1月の初詣仕事始めから始まりどんと焼き、2月の豆まき、6月の鳥越祭と茅の輪くぐり、7月の水上祭、8月の箸まつり、11月の七五三参りと、一年を通して様々な神事が行われています。

みなさんもぜひ、鳥越神社の神事に参加して日本の伝統文化に触れてみてはいかがでしょうか。

初詣 目次①鳥越神社②銀杏岡八幡神社③須賀神社④榊神社⑤甚内神社⑥藏前神社・篠塚稲荷神社・扇稲荷・石塚稲荷

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